iPhoneでInstagramをブロックする方法:アプリ、Web版、そして抜け道まで

Instagramをブロックするのは簡単そうに見えて、実際にやってみると意外とうまくいきません。アプリに時間制限をかけたのに、1週間後にはSafariでinstagram.comを開いている自分に気づく。アプリを削除しても、金曜の夜に30秒で入れ直してしまう。あるいは連絡に使っているので、完全にブロックするわけにはいかない。

このガイドでは、iPhoneでInstagramを制限・ブロックする方法を、ゆるいものから厳しいものまで順に説明します。多くの方法が失敗する原因になっている抜け道も、あわせてふさいでいきます。同じ手順は、TikTok、YouTube、Reddit、Xにも使えます。

まず、本当はどうしたいのかを決める

  • Instagramを見る時間を全体的に減らしたい:1日の時間制限。
  • 決まった時間帯はInstagramを使いたくない(仕事中や22時以降など):スケジュールか、ブロックセッション。
  • フィードは見たくないが、メッセージは使いたい:短時間だけ開ける回数をあらかじめ決めたブロック。
  • しばらくInstagramから完全に離れたい:アプリを削除して、Web版もブロック。

どれかひとつに絞りましょう。うまくいかなくて嫌になる原因の多くは、本当は「今は見たくない」のに、1日の時間制限で対処しようとしていることにあります。

方法1:スクリーンタイムで時間制限をかける(無料・標準機能)

  1. 「設定」→「スクリーンタイム」→「App使用時間の制限」を開き、「制限を追加」をタップします。
  2. SNSカテゴリを開いてInstagramを選びます(カテゴリ全体を制限したいのでなければ、カテゴリごとは選ばないでください)。
  3. 下にスクロールして、Webサイトにinstagram.comを追加します。多くの人が飛ばしてしまう手順です。
  4. 「次へ」をタップし、時間(たとえば15分)を設定して、「追加」をタップします。
  5. スクリーンタイム・パスコードを設定している場合は、もう一度その制限を開いて「制限終了時にブロック」をオンにします。

パスコードがない場合、時間切れになると「制限を無視」ボタンが表示され、2回タップするだけでまたInstagramが使えてしまいます。時間制限だけではなかなか効かないのはそのためです。スクリーンタイムの制限がすぐ無視されてしまう理由では、パスコードをほかの人に設定してもらうコツも含めて、制限を厳しくする方法を紹介しています。

方法2:Web版をずっとブロックしておく

アプリを削除したりブロックしたりするなら、Web版もブロックしてください。そうしないと、同じ習慣がブラウザに移るだけです。

  1. 「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」を開き、オンにします。
  2. 「App Store、メディア、Web、ゲーム」→「Webコンテンツ」をタップします。
  3. 「成人向けWebサイトを制限」を選び、「常に許可しない」の下にある「Webサイトを追加」をタップして、instagram.comを入力します。

これで、Safariと、AppleのWebエンジンを使うほかのブラウザでサイトがブロックされます。iPhoneでは、ほとんどのブラウザがこれにあたります。自分で解除するまでずっと有効なので、スクリーンタイム・パスコードと組み合わせると効果的です。

方法3:平日だけアプリを削除する

荒っぽいやり方ですが、これでうまくいく人もいます。日曜の夜にInstagramを削除し、金曜に入れ直す。アカウントやメッセージはInstagramのサーバーに残るので、消えることはありません。弱点ははっきりしていて、入れ直すのに30秒しかかかりません。Web版もブロックしてあり、しかもダウンロードが終わるまでに衝動がおさまった場合にだけ、この方法は効きます。アプリは「Appを取り除く」(オフロード)ではなく、完全に削除してください(アイコンを長押しして「Appを削除」→「Appを削除」)。そうすれば、ホーム画面にアイコンが残って誘ってくることもありません。

方法4:Face IDでロックする(iOS 18以降)

Instagramのアイコンを長押しして「Face IDを必要にする」をタップし、もう一度「Face IDを必要にする」を選びます。「非表示にしてFace IDを必要にする」を選ぶと、アプリが非表示フォルダに移動します。これで、Instagramを開くたびに顔認証がひと手間入り、通知にもメッセージの内容が表示されなくなります。

ただし、これはブロックではなく、ちょっとしたブレーキにすぎないと割り切っておきましょう。Face IDは一瞬で通ります。つい無意識にアプリを開いてしまうのは防げても、本気で見たいときには止められません。

方法5:セッション機能のあるアプリブロッカーを使う

アプリブロッカーも、Appleのスクリーンタイムの仕組みを使っています。そのため、ブロックされたときに表示される画面自体は同じです。違うのはルールです。1日の持ち時間を決めるのではなく、セッションのあいだInstagramをブロックし、そのセッションは「制限を無視」ボタンについ手が伸びたときではなく、自分で決めたときに終わります。なかには、部屋の離れた場所に置いたQRコードをスキャンしないと終えられないなど、あえて終わらせにくくしているアプリもあります。

よくできたアプリブロッカーなら、メッセージの問題も解決できます。たとえばTenkiの少しだけ開くでは、セッション中にアプリごとに短時間だけ開ける回数を決められます。Instagramなら10分を3回、といった具合です。メッセージに返信するには十分で、フィードを眺めて夜が終わってしまうほどではありません。回数を使い切ったら、セッションが終わるまでブロックは解けません。Tenkiでは、同じプロフィールでinstagram.comもブロックできます。

ほかの抜け道もふさぐ

  • 通知。「設定」→「通知」→「Instagram」で、本当に必要なもの以外はすべてオフにします。Instagramアプリ内の通知設定では、メッセージだけを残して、いいね、コメント、おすすめをオフにできます。通知はどれも、アプリに呼び戻すための誘いです。
  • Instagram自体のリマインダー。Instagramの設定には、利用時間のリマインダーや1日の上限があります(名前はよく変わるので、アクティビティの設定で時間管理に関する項目を探してください)。ただ、すぐに閉じられてしまうので、歯止めではなく、使い方を知るための目安と考えましょう。
  • 同じようなフィードのほかのアプリ。Instagramをブロックしても、ThreadsやFacebookをそのままにしているなら、スクロールする場所が変わっただけになっていないか確かめてください。
  • ほかの端末。ソファにiPadが置いてあれば、iPhoneでブロックしても意味がありません。スクリーンタイムの「デバイス間で共有」をオンにすると、同じAppleアカウントでサインインしている端末に同じ制限がかかります。

リールやフィードだけをブロックできる?

iPhoneの機能ではできません。スクリーンタイムも、それを使うアプリブロッカーも、ブロックできるのはアプリやWebサイトの全体だけで、その一部だけを選ぶことはできません。リールもストーリーズもフィードも、同じひとつのアプリの中にあるからです。せめてできるのは、方法5のように、メッセージ用に短時間だけ開ける回数を決めてブロックし、Instagramの通知をメッセージ以外すべてオフにすることくらいです。

どの方法を選べばいい?

したいことおすすめ
お金をかけずに、Instagramを少し減らしたい方法1(Web版も忘れずに)
確実に守れる制限がほしい方法1(パスコードはほかの人に設定してもらう)
数週間、Instagramから離れたい方法2と方法3の組み合わせ
仕事や勉強の時間は使わず、メッセージはあとで返したい方法5(「少しだけ開く」か、あらかじめ決めた休憩を使う)
厳しくはせず、なんとなく開いてしまう回数を減らしたい方法4

どの方法を選ぶにしても、ブロックは必要になる前に設定しておきましょう。スクロールしている最中では遅すぎます。勉強に集中するためなら、勉強中にスマホを触らないための方法で、ブロックを含め、夜の勉強時間をまるごと整える方法を紹介しています。

InstagramはMeta Platforms, Inc.の商標です。TenkiはMetaとは一切関係がありません。